膝の高さの違う人の腰痛治し

 

■膝の高さの違う人の腰痛治し

■がんこな腰痛にひそんでいる骨盤のねじれ。X線にも写らず、自分でも自覚していない腰痛の隠れた原因です。病院医療では、この種のねじれに関しては、ほとんど何も考慮していませんから相談してもムダ。自分で治す以外ありません。しかも、素人でも簡単に出来る方法があります。まずは、膝の観察から(左記イラスト)床の上に上向きに寝ます。そしてごく自然に、両膝小僧を抱き寄せてみます。股関節は九十度、太ももを垂直に立てた状態で膝小僧の頂上は、どちらが低いですか?・・・ほんの数ミリの違いから、人によっては数センチに及ぶ大きな違いがあります。違いが発見出来たら、両足裏を床につけ、両膝を立てた基本姿勢に戻ります。仮に左膝の高さが右膝よりも低かった、としましょう。この人は、基本姿勢のまま、左骨盤の図の位置にあたるよう、文庫本二冊を床の上に置きます。そしてお尻を宙に浮かし、次の瞬間ドスンと床に落とします。左の床は文庫本二冊分高くなっていますから、左の骨盤は、当然ゴッンと衝撃を受けます。これがいいのです。うまく決まると、両膝の高さがそろいます。そして不思議なことに、がんこな腰痛や坐骨神経痛も消失してしまいます。文庫本を置くのは膝が低かった方。左右のバランスを回復させるのが目的ですから、ここを間違えてはいけません。この療法も、骨格に衝撃を与えますから、慎重にしてください。最初は柔らかく、少しづつ強く、お尻を落とすようにします。

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