千葉船橋氣功整体院「ほぐれ~る」■氣は自分のために使うに非ず!?
暑さ寒さも彼岸まで。
昔の人は、よくわかっていたようです。
夏が終わって、秋が来る。もうじき冬が来て、そして、また一年が終わる・・・。
結婚する時、わたしは彼女を食べてしまいたいと思うほど可愛いと思った。
今、考えると、あの時食べておけばよかった。
アーサー・ゴッドフリー
諸行無常。
森羅万象、この世のものすべてが変化し続けている。
不変のものなど一切ない。
あるとしたら、「なにも変わっていない。」と思っている人がいつになってもいる。
ということです。
愛の力。
これほど、目に見えないのに、ある。と信じているものはないと思います。
愛があれば大丈夫。根拠もなく、そう感じる人も多いと思います。
異性を好きになる。これだけが愛ではありません。いや、こんなものはたかがしれたものです。
人にやさしくする。
自分に利益や欲ばかりにとらわれず、人のためになにかをする。
これこそが、真の愛、いや、力になるのです。
力になるというのは、自分のためになるということです。
自分で自分をよくしよう。自分のために氣を使い過ぎると病気になってしまいます。
氣は使い方次第で病気になったり病気を治すこともできるのです。
氣は、生命エネルギーです。この生命エネルギーは、他人のために使えば使うほど増えて、自分に還ってくるのです。
氣を外に向けて解放することが、あなたの不安・恐怖をも解放してくれるのです。
他人のために使った氣はあなたの氣の滞りを解消し、身体の中を駆け巡ります。
情けは人の為ならず・・・人のために尽くしたことはいずれ自分に返ってくる。
幾度となく、いたるところで説かされてきたと思います。
「そんなのわかっているけどさ・・・。」
こうして、説法じみたことを聞かされると、「わたしは、自分のことばかり考えていて、エゴでだめな人間だ。」とか、「ほっといてくれ。」
「そんなきれいごとばかりじゃ世の中渡っていけないよ。」
なんて、思う人もいると思います。
しかし、自分のことばかり考えているより、他人のことを考えている時のほうが、
楽しい。うれしい。と感じることはないだろうか?
他人の喜ぶことを、している時こそが、幸福感を強く感じ、気の流れがよくなっているのです。
1日を振り返ってみてください。自分のことばかり考えていたでしょうか?
いや、ほとんどが他人のためになろうとしていたはずです。
あの時、「ああしとけばよかった。」と悔やまれることもあるかもしれません。
でも、その時は最善の方法をとったはずなのです。
たとえ、今、その時に戻れたとしても、きっと同じことをしたはず・・・。
「あの人にもっとやさしくしてあげればよかった。」
もし、こう思うようなことがあれば、愛の力は発動し、気の流れが増幅します。
人のために生きる。
建前で言うわけではなく、そうすることが生きること、幸せなこと。
いや、そのために生きているということを、人類は心を持ったといわれる新人類の誕生の時から、本能的にわかっているのです。
だから、人のためになにかしなければ・・・などと、気負う必要などありません。
毎日、幸せだ。と口ずさみながら気楽にいればいいんです。
幸せな心持ちからのみ、幸せは訪れる・・・。
いつもこころに太陽を。