気功をなかなか習得できない人のたった一つの特徴は?
「どうしたの?大丈夫?元気なさそう。」
久々にあった友人が、憐れんだ顔をして、
こんな言葉をかけられたことはないだろうか?
なにげなく言った挨拶がてらの言葉かも知れないが・・・、
「そんなことないよ。いつもと変わらないけど・・・。」
と思っていても、
「なんか身体がだるくなってきた・・・。」
気がしてくる・・・。
逆に、本当に体調が悪くても、「久しぶり。元気そうじゃん。」
なんて笑顔で声をかけられると、元気が出てきてしまう。
人間いや、人の脳はそれくらい単純なものなのです。
信じる。
つまり、脳に思いこませる。
ことで、自分や他人をコントロールすることができる。
言葉や表情ひとつでそうすることは可能なのです。
気功を身につけるためには、この脳の仕組みを知っておくことが重要です。
気功を身につけると、自らはもとより、他人の気の流れをコントロールすることができるようになります。
体の不調を改善するばかりでなく、運気もよくしてあげることができるようになるのです。
潜在意識と顕在意識がある。
何度もお話ししてきました。
気の流れをよくするには、潜在意識にそう訴えるしかありません。
わたしには気をコントロールできる。
と、刷り込むのです。
しかし、「気を送れるようになりますように・・・。」と繰り返し、お願いごとをするのは逆効果です。
「いま、私には気をコントロールすることはできない。」ということを繰り返し刷り込んでしまうことになるからです。
当然、その時の不満的感情もセットで記憶させてしまうことにもなります。
そう思っているならそうしてあげよう・・・。と潜在意識は働きだすのです。
禁煙しよう。と思ったとたん、たばこをくわえてしまう。
痩せよう。と決意した瞬間にお菓子の袋を開けてしまう。
といったことはないだろうか?
自らの意思とは反対の行動にでてしまう。
「どうして私はいつもこうなののだろう?」と嘆く人も多いかも知れませんが、
これは、決してあなたの意思が弱いからでも、根性がないからでもありません。
禁煙、痩せたい。=できないかもしれない。もしくは、したくない。
という意識を潜在意識に送り込んでしまっているためです。
その思いが強ければ、強いほど、結果は裏目に出てしまうのです。
人生が自分の思い通りにいかないと感じるのはこのためです。
だから、面白い(?)
大器晩成。
という言葉があります。「私は違う。」と言う人もいるかもしれませんが・・・
小さな器と大きな器。出来上がるまで時間がかかるのは、当然、大きな方です。
だから、人は誰でもこのタイプなのです。
それでも、大成できる人いや、できたと思う人とそう思えない人がいるのは、なぜか?
はじめから、大きな器を作ろうとするかどうか。それだけです。
途中であきらめず、大きな器をつくろう。としていれば必ず出来上がるのです。
逆に、竜は一寸にして昇天の気あり。という言葉もあります。
竜ははじめから、天に昇る力を持っている・・・。
竜に限りません。人にだって、すごい力が生まれつき備わっています。
長い人生の中では、「自分には到底、できそうもない。」「想像すらしていなかった。」
凄いことが、意外にもあっさりできてしまうことがあるのです。
気功という魔法のような力。
もし、自分に身についたとしたら・・・。
どんなに、素晴らしいことでしょう。
きっと、人生観が180度かわってしまうはずです。
何度も言いますが、気を送る力、コントロールする力は、誰にでも備わっているのです。
では、そんな力を引き出すために具体的に、どうすればよいのか?
まず、気を送りたいのはやまやまだが「これは今の自分(状況)で無理ではないだろうか?」
と思ってみてほしい。
そして、次に
でも可能性は0%ではない。と思ってほしい。
0%だと思ってしまえば、
そこで、潜在意識が働きだすことはまずありません。
一縷(いちる)の望み。
を見つけるのです。
ほぼ無理だろう。と思いながらも、もし、それが実現したらどんなにうれしいことだろうか?
妄想(?)に近い形でも想像してみる。
ワクワク・ドキドキしてきて、当然身体にも変化が起こり始めます。
血流がよくなり、心臓が高鳴ってきたり、頬が熱くなってきたり・・・
そして、最後に重要なのが、その想いは実現する。と確信すること。
「そうなることは決まっている。」と断定するのです。
この時、何度も何度もそう思うことはせず。一瞬。
だけそう思うこと。
確信しているわけだから、何度も確かめる必要はないということです。
これだけです。
あとは、そうなるのを待っているだけ・・・。
明日、遠足に行くのが決まっている小学生の時のように・・・
いや、今度のボーナスの使い道を考えるサラリーマン(?)のように・・・
しかし、多くの人が、両手を広げ、息を大きく吐きながら、「はぁ~っ」っと
奇声ともつかぬ大きな声を出して、
気を送っている雰囲気だけ味わっている。
また、なかなか気を送れているという実感をもてず、疑問を持ったり、「やっぱりだめか・・・。」とあきらめたり、
イライラして、不安が高まり、そして、また「気を送れるようになりますように。・・・。」
とぎゅっと目をつむり、手を合わせ、神様(?)にお願いをする。
これでは元の黙阿弥です。
気功をなかなか習得できない人のたった1つの特徴は?
信じ切れない・・・。目に見えないものは信じられない。
そりゃそうなんです。
が、結構、目に見えないものを信じているのが、人間です。
いや、むしろ、目に見えないものほど信じている。
例えば、愛とか、未来とか、雰囲気、流れとか、友情とか、絆とか・・・。
あと、運とか可能性とか・・・。
また、見たことないけどあると信じているもの。
幽霊、UFOとか、神様、仏様とか・・・。
強く信じているがゆえに結果に一喜一憂する。
信じるだけでは、足りません。
確信することが大事。(自分の中に潜む大きな力を信じきること)
これが、できるようになれば、間違いなく気功の力を身につけられるようになります。
この時どういう変化があるかというと、パノラマのように視野が広がり、
レースのカーテンを開けたかのように、あたりが明るく白く見えるようになるはずです。
頭は冴え、やる気が漲り、なんだかいいことが起こりそうな予兆さえ感じるようになります。
身体は当然元気になって、手や腕、足が軽くなったように感じます。
頭部の重さもあまり感じなくなります。
自分や相手に手をかざすだけで、気の流れをよくしてあげられるようになっています。
街中で、かっこいい高級外車を見つけ、「あんな車のってみたいなあ。」
と思ったとします。
「でも、今の自分には到底、無理だろうな。」ここまでは、誰にでも、思うことができます。
大切なのは、その先、もし、あの車に乗れたらどんなに素晴らしいことか・・・
その時のイメージをします。
もしかしたら、自然界のパワーがこの夢を叶えてくれる。
いや、そうなるに決まっている。と確信してください。
この時、自力で何とかしようと思わないこと。
自然界のパワーに委ねてしまう気持ちで・・・手段はわかりません。紆余曲折はありながらも、
知らない間にその願望は叶ってしまいます。
一見、あきらめに似た感情をもちながら、一縷の望みは見出し、
必ずや気功は身につけられる。
自然界には、間違いなく気が存在している。
そして、、気の流れをよくする力は、もともと、自分には備わっている。と確信する・・・。
この機微(きび)がつかめれば、簡単に気功を身につけることができます。