快適な睡眠は、口呼吸でもたらされる
快適な睡眠は、口呼吸でもたらされる
- 大きないびき
- 睡眠時無呼吸症候群
- 朝、喉がカラカラで痛い
- よく風邪などの病気にかかる
- 虫歯や口臭が気になる
- 寝たのに疲れが取れない
このような症状をお持ちの場合、その原因は口呼吸かもしれません。
- 口呼吸があらゆる病気の原因。
- 鼻呼吸に変えることで健康で快適な生活が送れる。
大袈裟かもしれませんが、呼吸が人間の健康に与える影響はとても大きいことは確かです。
なぜなら私たち人間は呼吸で酸素を取り入れなければ、ものの数分で死んでしまうからです。
口呼吸と鼻呼吸は「呼吸」という点で似ていますが、そこまで違うものなのでしょうか?
口呼吸はどうすれば鼻呼吸に改善することができるのでしょうか?
口呼吸を鼻呼吸になおす方法について、その原因から解決方法まで簡単にまとめてみました。
口呼吸と鼻呼吸の違い
口呼吸と鼻呼吸の一番大きな違いは、空気の通り道です。
たったそれだけ?
と思うかもしれませんが、空気の通り道の違いは大きく影響します。
口呼吸と鼻呼吸の空気の通り道の違い
口呼吸の空気の通り道は、このようになります。
鼻呼吸の空気の通り道は、この通りです。
口呼吸と鼻呼吸のルートを見比べると、鼻呼吸の方が口呼吸よりも通り道が長いことが分かります。
通り道が長いということは、空気が体内にとどまる時間が長いということです。
鼻呼吸をすると空気が体内に長くとどまるので、体温によって空気が温まります。
冷たい空気が直接肺に入ると、肺は活発に活動できなくなります。
よって、温かい空気を取り込める鼻呼吸の方が、体内にうまく酸素を取り込めるのです。
口と鼻の機能の違い
口と鼻は、次のように本来の機能が全く違います。
鼻・・呼吸をする器官
口・・物を食べる器官
鼻は、呼吸専門の器官です。
その証拠に、鼻にはウィルスなどを除去するための鼻毛がついています。
鼻毛がフィルターの役割をはたし、呼吸で取り込む空気中から有害な物を取り除いてくれるのです。
口でも呼吸をすることができるので勘違いしてしまいがちですが、口の本来の目的は食べ物を食べることです。
そのため、鼻毛のようなフィルターはついていません。
口呼吸をすると、もし空気中に有害なウイルスがあったとしてもそのまま体内に取り込んでしまいます。
さらに、空気が水分を奪うので、どうしても口の中が乾燥してしまいます。
すると、唾液による殺菌機能が働きにくくなってしまうのです。
口呼吸の人は、風邪をひきやすく、虫歯や歯周病にもなりやすい傾向があります。
鼻呼吸になおすことで、病気などにかかりにくくなるのです。