岩瀬流「超簡単」いつでもどこでも出来る「緊張を和らげる方法」
こんにちは 気功整体師の岩瀬です。
コロナ感染状況もかなり落ち着いてきております。でも、まだ油断はできないようですが・・・
これまでテレワークなどしていた会社や、時短営業だったお店、学校なども、
以前の状態に戻りつつあるところも多くあるようです。
これから、「再度、新生活。」と、気を引き締めている(?)方も多いのではないでしょうか?
新しい人に会う。新しい職場、学校に行く。新しい仕事。やったことがないことを始める。希望もあると思いますが、どうしても不安も一緒についてくるもんです。
胸がドキドキする。すると、人の心臓の鼓動ははやまります。
なぜか?
緊張するからです。では、なぜ緊張するのか?
緊張していないといけないと思いこんでいるから・・・。
いや、無意識に未知のものに遭遇した時に人は、心臓の鼓動がはやまるようになっているのです。
それは、全身に酸素をはやく行き渡らせ、体を戦闘モードにするため。ぼーっとしていては、戦うことも、逃げ出すこともできませんからね。
「えっ?なんで(なにと)戦わなければいけないの?」
太古の遺伝子レベルの記憶のようです。
いつどこで、野獣に遭遇するかわからない・・・。
「食うか、食われるか。」おちおち寝てもいられない・・・。そんな時代のヒトの遺伝子の記憶が今も残っているようです。
新しい人に会う。つまり、相手のことを知らない。
「どうやって戦うべきか?逃げるべきか?」迷ってしまうわけです。
特に、好きな異性が目の前に現れると、いつもはおしゃべりで陽気な人でも、とたんに、緊張して無口になってしまう。
未知のものに遭遇する時、人は緊張するようになっているのです。
練習ではうまくいってたのに、本番になるとガチガチになって力が発揮できない。
本番つまり、生きるか死ぬか?それに近い覚悟を要する。と、脳が判断し、交感神経を優位にし、心臓の鼓動を早めているのです。
「緊張する・・・。」そんな時、どうすればよいか?
手のひらに人(犬)という字を3回書いて飲み込む。(ふりをする。)
それで、緊張が解けるのであれば、ばもちろん、御の字です。
深呼吸をする。というのはよく言われていることです。ひとつ、注意点があるとすれば、深く息を吸い込むのではなく、長く息を吐き切る方に重きを置くというということです。
まず、ゆっくりと、口から息を吐き出す。この時、副交感神経が優位に立ちます。
次に、ゆっくりと鼻から吸い込む。
この時、交感神経が優位に立ちます。
息を吐く時より、吸い込む時の方が、脈拍(心臓の鼓動)ははやいようです。
つまり、息を吐く時間が長いほど、副交感神経を優位に立たせ、リラックス効果が生まれるのです。
もうひとつ、とっておきの方法があります。手のひらを、反対の腕の二の腕にあてます。
両手で両腕を下記のようにします。
緊張は、胸(心臓)の周辺から起こります。
緊張すると、心ばかりか、体中の筋肉が硬直します。
肩が凝ったり、背中が痛くなったり、足がつったり、顔が強張ったり・・・口や舌もうまく動かず、流暢に言葉を発するのさえ難しくなってしまいます。
上記のポーズを緊張が緩むまで行ってみてください。
胸あたりがほんわり暖かくなり始め、徐々に全身の気の流れもよくなってきます。
たったこれだけのことで、緊張が解けるのだったらやらなきゃ損。
悪いことは言いません。緊張した時は、騙されたと思ってやってみてください。